描けなくなったあなたへ。曼荼羅がそっと教えてくれる「戻る力」

描けなくなったあなたへ。曼荼羅がそっと教えてくれる「戻る力」

ナマスカール🙏
点描・砂絵人のnobuです。

最初は、ほんの小さなことかもしれません。
ペンを持つ気がしない。
色を選ぶのが、なぜか億劫。
以前は自然にできていた「描く」という行為を、
気づかないうちに避けている。

あなたにも、そんな瞬間はありませんか?

多くの人は、こう言います。

「忙しいだけ」
「今はそんな気分じゃないだけ」
「またそのうち描けるようになる」

そうやって、そっと流してしまう。
けれど もし、
描けなくなった状態が続いているとしたら。

それは、見過ごしてはいけない
心からのサインかもしれません。

心が壊れるとき、
人は突然崩れるわけではありません。

最初に変わるのは、感情でも言葉でもなく、
できていた行為なのです。

今日はそのことを、
曼荼羅(マンダラ)を通して、
あなたと一緒に見つめてみたいと思います。

Contents

「気合」では戻れないときがある

調子を崩したとき、
私たちはついこう考えますよね。

・もっと前向きに考えよう
・ちゃんと休めば大丈夫
・気合が足りないだけかもしれない

一見、とても正しそうです。
でも実は、
その正しさが、
回復を遠ざけてしまうことがあります。

なぜなら、
疲れ切った心にとって、
「考えること」そのものが負荷になるからです。

前向きになろうとする。
正解を探そうとする。
元に戻そうとする。

それはすべて、
「今の自分はダメだ」という前提から始まっています。
そのたびに心はキュッと緊張し、
回復に必要な余白が消えていくのです。

あなたは今、
自分に厳しくなりすぎていませんか?

描けなくなるのは「弱さ」ではありません

描くという行為には、不思議な特徴があります。

・理由を考えなくていい
・結論を出さなくていい
・評価されなくていい

ただ、
線を引く。
色を置く。
同じ形を繰り返す。

これは、
心がある程度「安全だ」と感じているときに
自然にできることです。

だから、描けなくなるのは異常ではありません。
心が限界に近づいたときに起こる、
ごく自然な反応なのです。

私も以前、
毎日のように描いていた曼荼羅が、
ある日ふっと描けなくなったことがあります。

「どうしてだろう?」と焦りました。

でも振り返ると、
その頃はずっと無理を重ねていました。

描けなくなったのは、
怠けでも弱さでもなく、
心のブレーキだったのです。

あなたにも、そんな時期はありませんでしたか?

壊れる前に起きる、静かな変化

心が本当に壊れる前、
多くの人に共通して起きることがあります。

・好きだったことに触れなくなる
・選択するのがしんどくなる
・余白が怖くなり、情報で埋めたくなる

生活はまだ回っています。
仕事もしている。
家事もしている。
人とも話している。

だからこそ、気づきにくい。
でも内側では、
回復のために使われていた感覚が、少しずつ閉じている。
描けなくなるというのは、
その変化が外に現れた、最初の合図なのです。

あなたの中にも、
そんな小さなサインはありませんか?

曼荼羅が「戻る形」と呼ばれる理由

曼荼羅は、単なる装飾アートではありません。
インドやチベットでは、
心が散らかったとき、
迷ったとき、
中心を見失ったときに用いられてきました。

サンスクリット語で「ヤントラ」は
「機械・装置」という意味があります。
つまり、
心を整えるための装置
中心に向かう構造。
繰り返される幾何学。
バランスと余白。

それらは
「がんばれ」ではなく、
「緩んでいい」と体に伝える形なのです。

描けなくなった人ほど、
本当は曼荼羅が必要なのかもしれません。

あなたは今、
どんな形に惹かれますか?

「また描けるようにならなきゃ」はいりません

ここで、大切なことを。
描けなくなったときに、

「また描けるようにならなきゃ」と思わなくていいのです。

それは、
「元気にならなきゃ」
「ちゃんと戻らなきゃ」
と言っているのと同じだから。

まず必要なのは、
描けなくなった自分を否定しないこと。

ペンを持たなくてもいい。
見るだけでもいい。
線をなぞるだけでもいい。
曼荼羅を眺めるだけでも、
脳は静かに整い始めると言われています。

回復とは、
何かを足すことではありません。

止まっていた反応が、自然に戻ること

焦らなくていいのです。
あなたのペースで、
ゆっくりと。

小さな一歩からで大丈夫

もし、ほんの少しだけ余裕があるなら。

・今日は1色だけ選ぶ
・丸をひとつ描くだけ
・中心に点を打つだけ

それで十分です。
タイでは曜日ごとに色があると言われます。
今日の色から始めるのも素敵ですね。

また、色の心理効果を意識してみるのも面白いですよ。
赤は情熱。
青は鎮静。
緑は安心。
紫は気品。

あなたは、今どの色に惹かれますか?

それは、
今の心が求めている色かもしれません。

最後に

心が壊れるサインは、
涙でも絶望でもありません。
そのずっと前に、
描けなくなる。

もし今、描く気が起きないなら、
それはあなたが弱いからではありません。
それだけ、
長いあいだ無理をしてきたということ。

だから直そうとしなくていい。
立て直そうとしなくていい。

ただ、
戻れる形を、そばに置いてください。
人は壊れてからではなく、
描けなくなったところから、
ちゃんと立て直せるのです。

あなたの中心は、
いつでも静かにそこにあります。

今日もあなたにとって、
やさしく、あたたかな一日になりますように。

ステキ・楽しく・ハッピーなマンダラ・ライフを~

描けなくなったあなたへ。曼荼羅がそっと教えてくれる「戻る力」

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