ナマスカール🙏
点描・砂絵人のnobuです。
今日はちょっぴり深くて不思議なテーマを一緒に見ていきたいと思います。
タイトルはズバリ…
幾何学図形とは? 基本の形とその神秘的な魅力
あなたの身の回りをちょっと見回してみてください。
お花の形、雪の結晶、蜂の巣…
そう、実は私たちの日常には、たくさんの幾何学図形が隠れているんです。
幾何学図形はただの数学じゃないんですよ。
古代の人々は、幾何学に神聖な意味を見出し、アートや宗教、精神世界にまで結びつけてきました。
さぁ、そんな幾何学の世界へ、あなたも一緒に旅してみませんか?
Contents
幾何学図形ってなんだろう?
「幾何学(きかがく)」は、ギリシャ語で「大地を測る=geometria」が語源です。
つまり、大昔の人たちにとって、幾何学は土地を測ったり、建物をつくったり、
星を観測するための大切な道具だったんですね。
それが今では、建築設計、CG、自然科学、スピリチュアルな表現…と、
実に幅広く使われています。
基本の形と、それぞれの“ココロ”
あなたはどの形に惹かれますか?
ここでは代表的な幾何学図形の“個性”を見ていきましょう。
● 円(Circle)
円は「調和」や「無限」、そして「完全性」の象徴。
曼荼羅でも中心から広がる円がよく描かれますね。
まるで、宇宙そのものを表しているかのようです。
太陽、月、水のしずく…自然界にもたくさん登場する、心がほっとする形です。
● 三角形(Triangle)
最もシンプルで力強い形。
三角形は「天・地・人」や「三位一体」など、哲学的にも重要な意味を持っています。
安定感のあるピラミッドの形もこの三角形から生まれているんですよ。
● 四角形(Square)
「安定」「秩序」「安心感」を与えてくれる形。
正方形の形を見ると、どこかホッとしませんか?
家の土台や大地を象徴する、まさに“信頼”の形ですね。
● 多角形(Polygon)
五角形、六角形などの形には、神秘性と複雑さのバランスが宿ります。
蜂の巣の六角形はその典型例。
美しさと機能性を兼ね備えた自然の芸術作品ですね。
古代の叡智と幾何学
◉ ピタゴラスの哲学
「万物は数なり」と言ったピタゴラス。
数字や形の中に宇宙の真理を見出していたのです。
彼が特に注目したのが「黄金比」や正多角形。
今でも芸術や建築の分野で使われています。
◉ プラトン立体と宇宙の構造
哲学者プラトンは、五つの正多面体(四面体・六面体・八面体・十二面体・二十面体)を
「宇宙の構成要素」と考えました。
それぞれが自然の元素(火・水・空気・土)と結びつけられているんですよ。
神秘的ですね…✨
幾何学とスピリチュアルのつながり
幾何学図形には、単なる形ではなく
「波動」「エネルギー」の表現としての意味もあるのをご存知ですか?
● 神聖幾何学(Sacred Geometry)
「フラワー・オブ・ライフ」や「シード・オブ・ライフ」など、
自然界に存在する神秘的なパターンのこと。
見るだけで心が整ったり、瞑想で使うと意識がクリアになったり…
そんな不思議なパワーがあるとされています。
● 曼荼羅と幾何学
曼荼羅アートにも幾何学図形がたくさん使われていますね。
中心から外に広がる構造は、「自分と宇宙とのつながり」を視覚的に感じさせてくれます。
あなたはどこから塗り始める派ですか?
今日の色で選んでみるのも楽しいかもしれませんね 。
幾何学は“カタチの言語”
幾何学図形は、ただの図形ではなく、
「宇宙のリズム」や「私たちの心のあり方」を映す鏡のような存在です。
マンダラを描くときも、塗るときも、
「自分がどんな気持ちで向き合っているのか?」を感じてみてくださいね。
その中に、あなた自身の深い内面や、見えないつながりが見えてくるかもしれません。
あなたの周りにあるカタチに、
少しだけ意識を向けてみてください。
見慣れていたものが、違った輝きを放つかもしれませんよ。
ステキなアート・ライフを~
コメントを残す