砂アート×デジタル革命|マンダラ作品を世界へ届ける新しい方法とは?


砂アート×デジタル革命|マンダラ作品を世界へ届ける新しい方法とは?

ナマスカール🙏
点描・砂絵人のnobuです。

「砂アート」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?

色とりどりの砂を使って描かれる、繊細で美しい模様。
あるいは、風にさらわれて儚く消えていく芸術のように感じる方もいるかもしれませんね。
私自身、長年「リアル」にこだわり、点描や砂で描くマンダラに心を込めて向き合ってきました。

けれど近年、「デジタル」が私たちの暮らしの中に深く入り込み、
アートの世界にも新しい風が吹いています。
今回は、そんなデジタルとリアルが交差する砂アートの現在について、
少しお話ししてみたいと思います。

Contents

デジタルと砂アート、いったいどうつながるの?

「砂ってアナログでしょ?デジタルと関係あるの?」
きっとそう思われた方も多いのではないでしょうか。
実は今、
砂アートをはじめとしたマンダラ作品を
スキャンしてデータ化し、世界中へ届けるという動きが広がっているんです。

私も、描いたマンダラをスキャナーで取り込み、
JPGやPNG形式に変換してデジタルアートとして発信しています。
この方法なら、ポストカード、エコバッグ、スマホケース…
さまざまなグッズに展開できます。
しかも、海外のアート販売サイトに登録すれば、
夜寝ている間に「Congratulations!」
というメールが届く、なんてこともあるんです。

あなたも、ひとつ描いたマンダラ作品をデジタル化するだけで、
世界中の人々とを共有できる時代に生きているのですよ。

バーチャル展示会で広がる出会い

これまで個展やワークショップというと、会場に足を運んでもらう必要がありましたよね。
でも今では、Zoomやメタバース空間でのオンライン展示会ワークショップが実現しています。

私も試しに、デジタル化したマンダラをスライドにする…という方法をとったことがあります。
するとどうでしょう、北海道の方も、沖縄の方も、さらには海外の方までご参加いただけたのです。

「地理の壁が消える」というのは、まさにこのことだと感じました。

“魂”はデジタルでも伝わるの?

こうした話をすると、「でも、やっぱりリアルな砂の質感や空気感が大事では?」
という声もいただきます。

はい、確かにリアルの持つ質感や偶然性、ぬくもりは、何ものにも代えがたいものです。
特に砂は、指先や筆先で触れて初めて伝わる重みや音があり、
その瞬間ごとの集中力や瞑想状態に深く関わっていると私は思います。

けれど、ここで大切なのは「デジタルとリアルは敵ではない」ということです。
リアルに描いた作品を、デジタルの力を借りて「広げる」「残す」「伝える」。
そう考えると、デジタルはむしろ、私たちの表現の一部を助けてくれる存在なのです。

デジタル化の注意点も忘れずに

もちろん、デジタル化にあたっては気をつけるべき点もあります。
たとえば、スキャン時の解像度。
印刷に使いたい場合は300dpi以上が基本ですし、
カラーモードもRGBからCMYKに変換する必要があります。
アート作品を販売するなら、
著作権の表示やSNS上でのシェア方法にも一工夫が必要です。

ですが、これらも最初は戸惑うかもしれませんが、やってみると意外と簡単。
YouTubeやネット検索でもたくさんの方法が紹介されていますよ。

あなたも試してみませんか?

「でも私はアナログ派だから…」と感じていたあなた。
実は、私もずっとそう思っていた1人です。
けれど、ほんの少しのステップで世界が広がることを知った今では、
むしろ「アナログとデジタルの融合こそが、これからの砂アートの可能性」だと実感しています。

あなたもまずは、今ある作品を一つスキャンしてみませんか?

スマホのスキャナアプリでもOKです。
その一歩が、思わぬ未来への扉を開いてくれるかもしれません。

描いたマンダラが誰かの癒しとなり、
デジタルの波に乗って、国境を越えて愛される。
そんな素敵な未来を、一緒に育てていきませんか?

ステキなアート・ライフを~

砂アート×デジタル革命|マンダラ作品を世界へ届ける新しい方法とは?

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