絵の具としての色砂 3つの種類をご紹介

絵の具としての砂絵

ナマスカ〜ル🙏
点描・砂絵人 nobuです。

今回は私が使用している
砂絵アートでの砂の種類
紹介していこうと思います。

絵を描く道具というと
・鉛筆
・色鉛筆
・クレヨン
・パステル
・絵の具(水彩、アクリル、油..)
・ペン
・マーカー
・ボールペン
などなど
種類がたくさんありますね。

私が創作に使用している
色のついた砂の種類もいくつかあります。

私が今までに使用した
3種類の砂を
説明していきます。

粒、パウダーなどそれぞれ違った
特徴があり表現方法も変わってくるんですよ。

では早速解説していきます。

 

Contents

絵の具を色砂にして描く種類その1「砂粒」

砂絵 / ハムサハンドマンダラ

一番使用する色砂から説明します。
大きさは0.2〜1.7mm大の
粒状のものなんです。

粒状の砂にアクリル絵の具や
特殊な塗料で着彩したものです。

マット系の色でなければ
粒状の砂は光に反射して
キラキラと輝くんですよ。

私が使用しているのは
0.3mm大のものが中心です。

隙間ができなくて下地を
気にすることなく
のり面への定着も良い感じです。

1mm大のものも使用しますが
こちらは隙間ができていますので
0.3mm大のものと併用して
面を埋めていきます。

完成後もボロボロと
少しとれてしまうんです。
でも通常通り額に入れて作品を飾れば
問題はありませんよ。

1つの作品に粒の大きさを変えて
使用すると段差ができます。
面白い表現ができますよ。

この粒状タイプには
アクリル絵の具や
色鉛筆、パステルなどで
色を付け加えることもできます。

砂絵だけでは表現しきれない
細かい文様などの表現に最適ですよ。

グラデーションの表現など
試してみると良いかと。

色々と試した中で失敗もありました。
細かい表現をしようとして
「ゲルインクペン」を使用した際、
色はつくのですが、
ペン自体に細かい砂が入ってしまい
詰まってしまいペンが
使えなくなってしまいました。

細かい表現はアクリル絵の具を
筆で描いた方が良いということが
わかりました。

 

絵の具を色砂にして描く種類その2「ゼオライト」

砂曼荼羅 / ゼオライト

「ゼオライト」はご存知でしょうか?

「ゼオライト」は沸石(ふっせき)といい
すごーく小さく細かい穴の空いた構造の
結晶星アルミノケイ酸塩鉱物です。

火山灰が固まってできた天然と
天然の構造を真似て石炭灰を使った
比較的安価な人工のものがあります。

よくわかりませんよね〜

水槽内の底砂にあったり
園芸やグラスアートで使用している
カラフルなものなど
見たことありませんか?

微細な穴で水分を吸収する効果が
あるので、水槽では有害なものを吸収して
水を綺麗な状態に保つ働きがあるそうです。

園芸では根腐れ防止剤、土壌改良剤として
使われているそうです。

なぜ、このゼオライトを使用したのでしょうか?

それは水分を吸収する効果があるから
使用しました。

でも、どうして絵に???ですよね〜

それは砂絵に「かおり」を
つけたかったからなんです。

ゼオライトに香水やアロマオイルを
染み込ませて癒し効果になればと
使用してみました。

実際に香りを楽しめる砂曼荼羅を
創作して五感をより感じる
アートとなりました。

しかし粒が大きいので、ゼオライトだけ
では思うように定着しませんでした。

そこで曼荼羅の中心部分の円にだけ
ゼオライトを使用して納得のいく
曼荼羅となりました。

 

絵の具を色砂にして描く種類その3「パウダー」

チベット仏教の砂曼荼羅

3つ目に紹介するのはパウダーのものです。
TVニュースなどでみたことがありませんか?
インドやネパールでの春のお祭り
ホーリー

色粉をかけ合ったり、水鉄砲でかけ合ったり
みんな全身カラフルになるお祭り

私もネパールでホーリーの時期に
色付きの水鉄砲の洗礼を受けました〜

日本でもマラソン大会などに
色粉をかけて盛り上がっている
イベントの映像をみたことがありますが
みたことありますか?

この粉は米粉や小麦粉に
着色したものなんです。

パウダーですので水に溶いて
水彩風を試みたり、粒状の時と
同じように試みたりしました。

結果としてメインで使用するより
バック地に使用してその上から
粒状の砂、ペンで描く方法にしました。

パウダーの物として有名なものが
チベットの砂曼荼羅なんですね。

こちらは宝石の粉や、岩石の粉に
アクリル絵具で着色したものを
使用しています。

僧たちがが世界平和などを願い
仏様の住む宇宙を極彩色の砂で
曼荼羅を描きます。

こちらは儀式の1つで完成したら
川に流します。

僧たちの砂ひとつぶ一粒に
祝福の祈りが捧げられ、
砂が川に流されることで海に広がり
やがて世界にその祈りを広げることに
なるそうです。

 

まとめ

今回は「絵の具としての砂」の
種類を3つ説明させていただきました。

1. 粒状の砂
2. 鉱物のゼオライト
3. パウダー状

いかがだったでしょうか?

大きさ、形状の違うもので
個々に創ったり、
Mixしたりと
色砂を絵の具として
活用できます。

私は1.の粒状の色砂を
メインに使用して
それぞれの特徴を活かして
砂絵を楽しんでいます。

紙などのキャンバスにとどまらず
いろんなものにアートできると
思います。

日々楽しみながら
五感を刺激する砂絵アートを
あなたも楽しんでいただけたらと思います。

それでは
今回はここまでで〜
ナマスカ〜ル🙏

絵の具としての砂絵

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です