コンパスを使って点描曼荼羅アートの描き方を初心者にも簡単解説

コンパスを使って描いた点描曼荼羅

ナマスカ〜ル🙏
点描・砂絵人 nobuです。

今回は黒い紙をベースに
コンパスを使って点描曼荼羅アートの
描き方を初心者にもわかりやすく
解説していこうと思います。

コンパスを使って円を組み合わせて
できるシンプルな曼荼羅が下絵と
なります。

下絵ができたら
ゲルインクペンを使って
点を打って色を重ねたり、
輝く表現をしたりと
点々点々と点描曼荼羅を
完成させていきます。

10cm × 10cmの正方形の黒紙
に簡単にできます。
一緒に描いてみましょう。

では早速解説していきます。

Contents

点描曼荼羅アートに使用する画材と道具

道具

今回の点描曼荼羅アートの画材と道具の
説明の前に「曼荼羅」について
お話ししたいと思います。

曼荼羅とは古代インド・アーリア語に属する
サンスクリット語で「円」「丸いもの」
「集合」を意味します。

元々は仏教の教えを仏様の配置で
仏教世界の構造を伝えたり、
悟りの世界を象徴するものとして、
シンボル化した仏様や菩薩様を
表現したものです。

・瞑想への道具、
・宇宙の縮図、
・自己の心的空間の図
など幅広く解釈されています。

現在では、左右対称で丸いものの中に
特定の形が配置された図が
なんでもかんでも「〇〇曼荼羅」と
言う感じですね。

では、今回使用する画材と道具を
説明しますね。

・黒い紙
・コンパス
・定規
・鉛筆(シャープペン)
・消しゴム
・ゲルインクペン

 

コンパス、定規、黒い紙、シャープペン

今回はベースとなる黒い紙は
10cm × 10cmの大きさにしました。

コンパスを使用しますので
デザインマットなどや
使い古しのノートを下敷き代わりに
してコンパスの針が動かないように
した方がスムーズに描けますよ。

 

8色のゲルインクペン

ゲルインクペンは
三菱のuni-ball Signoの
エンジェリックカラーを使います。
太さは0.7mmです。

コンパスを使って曼荼羅の下絵を描く方法

コンパスで描く 対角線を引く

1. 四隅から対角線を定規で引いて
鉛筆(シャープペン)で描きます。

 

対角線と中心

2. 中心線ができました。赤い丸

 

コンパスで円を描く

3. 中心を軸に半径2cmの円を描きます。
半径2cmの円を重ねて曼荼羅を描いていきます。

 

対角線と交わる円

4. 円と対角線が重なる箇所が4点できました。
それぞれ重なった点を中心にコンパスで
4箇所円を描きます。

 

コンパスで円を描く

5. 赤い点から時計回りに描いていきます。

 

隣り合う円が交わる点 十字に線を引く

6. 描いた4つの円の隣同士に重なった点
(赤い点)を結んで定規で直線を描きます。

 

中心円と十時線の交わる点

7. 十字の線が引けました。
1番初めに描いた中心の円と7.でできた
十字の線と重なる点(赤い点)が4箇所できます。

 

コンパスで円を描く

8. 7.で示した4箇所の点をそれぞれ中心にして
コンパスで円を4つ描いていきます。

 

8つの花弁の曼荼羅

9. 8つの花弁を持つ曼荼羅が現れました。

 

中心に小さい円

10. 中心に半径8mmの円をコンパスで描きます。

 

点描曼荼羅の下絵が完成
11. 下絵が完成しました。
黒い紙でも鉛筆の線は認識できますよ。

 

ゲルインクペンで点描で曼荼羅を描く方法

蓮の花は曼荼羅

中心の8つの花弁から
描いていこうと思います。
私の選ぶ色にこだわらずに
あなたのお好きな色を選んでくださいね。

中心の花弁を点描

1. イエローで花弁の外枠を
下絵の線に沿って点で描いていきます。
点と点の感覚を開けないでくっついて
線になる感じでてんてんてんてん
描いていきます。

 

点描で描く中心の花弁

2. 花弁1枚1枚に点を打ちます。
外枠は点の密度を濃くして、
内側、中心に向かっては密度を
少なく打ちます。

 

オレンジで点描する オレンジで点描花弁

3. 次にオレンジで外枠から始めます。
こちらも外枠は密度を濃くして
内側に行くほど点の量を少なく
して密度を少なく描きます。

 

レッドの点でで花弁を描く

4. 次はレッドで同じように
外枠から始めます。
内側の点の量を少なくしています。

 

パープルで点描する

5. 次にパープルで一番外側を
同じように外枠を濃い密度
内側は少ない密度の点で
描いていきます。

 

ブルーの球体を点描する

6. 4.で描いたレッドの花弁の
の密度が少ない中心部分に
ブルーで球体を描いていきます。
この球体は中心の密度を濃く
外側は少なくして描きます。

 

中心にもブルーの球体の点描

7. 中心もブルーで球体を描きます。

 

グリーンの大小の点 グリーンの点

8. 一番外側のパープルの部分に
グリーンで大きさの違う円で
形に沿うように描いていきます。
中心が大きく、左右に行くほど
小さくして丸の大きさを変えることに
よって動きやリズムが
感じられるようになりますよ。

 

グリーンの大きめな点

9. パープルのそれぞれ中心に
グリーンで少し大きめの円を描いていきます。

 

グリーン点で引き締めコントラスト

10. 細かい点描と大きめな円のコントラストで
締まった感じになりました。

 

輝く球体

11. 最後に6.と7.で描いた青い球体の
中心にホワイトを入れます。
立体的で輝く感じになるんですよ。

 

点描曼荼羅の完成

下絵の鉛筆の線を消しゴムで消して
完成とします。

まとめ

今回はコンパスを使って点描曼荼羅アートの
描き方を解説してきました。

如何だってでしょうか?

今回はコンパスで描いた曼荼羅は
8つの花弁からなるシンプルな
下絵になりましたね。

円にこだわらず色々な形を組み合わせて
曼荼羅にしていくのも面白いと思います。

また、ゲルインクペンは私がいつも
使用しているもので描いてみました。

この他、メーカーによって太さ、
色の具合も多々あります。
お好きなペンで描いて楽しんで
いただければ嬉しいです。

「点描」とうたっていますが、
私は「点」「丸」「ドット」など
強弱をつけたり、時には塗りつぶしたり
細かい点にこだわらず描いています。

あなたも自由気ままに
楽しくてんてんてんてん
描いていただければ幸いです。

それでは
今回はここまでで〜
ナマスカ〜ル🙏

コンパスを使って描いた点描曼荼羅

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