ナマスカール🙏
点描・砂絵人のnobuです。
イスラム幾何学模様ってご存知ですか?
イスラム建築のモスクや噴水、窓飾りなどでよく目にする、あの精密で美しいパターンのことです。
対称性と反復を重ねたその姿は、まるで永遠に続いていくかのような神秘的な魅力がありますよね。
でも、それを見て
「キレイだけど、自分には描けないかも…」
と感じてしまった方も多いのではないでしょうか?
安心してください。
実は、イスラム幾何学模様には「誰でも描けるルール」があります。
そしてそのルールをちょっとアレンジすることで、
あなたらしいオリジナルパターンが作れてしまうんですよ。
今回は、そんな「自分だけの幾何学パターンをデザインする方法」を、
やさしく、そしてちょっぴりスピリチュアルにご紹介したいと思います。
Contents
イスラム幾何学模様の基本を知ろう
まずはちょっとだけお勉強。
イスラム幾何学模様は「コンパスと定規」だけで描ける図形の芸術です。
基本は「円を描き、それを重ねていく」こと。
例えば…
– 1つの円を描く
– その中心にコンパスの針を合わせ、同じ半径で次の円を重ねる
– これを6方向に繰り返していくと「フラワー・オブ・ライフ」と呼ばれる図形が現れます
この基本形からスタートして、交差する点を結んだり、不要な線を消していくと、
美しい星形やタイル模様のようなパターンが浮かび上がるんですね。
私も最初は「難しそう」と思っていたのですが、描いてみると意外とシンプル。
コンパスがあれば、お家でもすぐに始められるんですよ。
パターン作りのコツは「ちょっとだけズラす」
ここからがオリジナルパターン作りのポイントです。
美しさと秩序を保ちながら「あなたらしさ」を加えるには、
基本の模様に「ちょっとした変化」を加えるのがコツ。
例えばこんな工夫はいかがでしょうか?
– 円の中心を少しずらして描いてみる
→ それだけでパターンに動きが生まれます
– 対称にならない線を一本足してみる
→ 偶然生まれる非対称の美にドキッとしますよ
– 色で遊ぶ
→ 色鉛筆やパステルで自分の感覚のまま塗っていくと、
幾何学模様に生命が宿るような気がします
「そんなことでいいの?」と思われるかもしれませんが、
このズラしこそがアートの世界では個性を生み出す源なんですね。
ヤントラとの共通点も?
ここで少しスピリチュアルなお話を。
実は、インドの「ヤントラ」も、イスラム幾何学模様と同じく、
直線と円を組み合わせて描かれる神聖幾何学です。
ヤントラとは、サンスクリット語で「機械」や「装置」を意味し、
瞑想や願いを叶えるためのエネルギー装置とも言われています。
特に有名な「シュリーヤントラ」では、三角形が複雑に組み合わさって神聖な空間をつくり出します。実は私も、ヤントラからインスピレーションをもらってイスラム幾何学の図案に変化を加えることがあるんですよ。
あなたも、自分の内側と向き合いたいときには「外側から中心へ」、
夢や希望を広げたいときには「中心から外へ」と描き方の意図を変えてみると、
心がすっと軽くなるかもしれませんね。
あなただけのパターンを育てていこう
描いたパターンはぜひ、スキャンしてデータ化しておきましょう。
ポストカードやステッカー、トートバッグなどにも応用できて、
思いがけず「誰かの心に響くアート」になるかもしれません。
斜めから見たら、「あれ? こんな形が浮かんで見える!」
なんて、新しい発見があるかもしれませんよ。
まとめ:幾何学は自由なアート
イスラム幾何学模様は、ルールに従って描かれるものですが、
その中に「無限の自由」が詰まっています。
だからこそ、自分らしい「ズレ」や「ゆらぎ」を加えることで、
世界に一つだけのパターンが生まれるんですね。
あなたも、今日からコンパスを手に取り、自分だけの幾何学模様を描いてみませんか?
まずは、心がときめく円を一つ、描いてみましょう。
きっとその一歩が、新しい自分に出会う旅のはじまりになります。
ステキな幾何学アート・ライフを~♪
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