ナマスカール🙏
点描・砂絵人のnobuです。
今日は少し不思議で、ちょっと神秘的なお話をしようと思います。
テーマは…「黄金比」について。
「黄金比ってよく聞くけど、実際なんなの?」
「芸術とか建築とかで使われてるっていうけど、どうしてそんなに美しく見えるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、あなたのマンダラアートにも役立つかもしれない美しさの秘密、
黄金比についてやさしく、楽しくお伝えしていきますね。
Contents
「黄金比」って何だろう?
黄金比とは、おおよそ「1:1.618」という比率のことを指します。
例えば、
縦1cmに対して横が1.618cmの長方形。
この比率の長方形は、なぜか人が見て「美しい」と感じるんです。
「でもそれって、誰が決めたの?」と思いますよね。
実はこの比率、古代ギリシャの時代から
「最も調和が取れている比率」として知られていたんです。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた『ヴィトルヴィウス的人体図』や『モナリザ』、
エジプトのピラミッド、パルテノン神殿なども、
実はこの黄金比が使われているといわれています。
自然界にも、実はこの比率がたくさん隠れています。
巻貝、ひまわりの種、木の年輪、銀河の渦、そして私たちの顔のバランスまで…
なんとも不思議ですよね。
マンダラにも黄金比が宿る?
「マンダラって左右対称で均整が取れてるよね」と感じる方も多いと思います。
実際、マンダラの構図の中にも、
この黄金比のエッセンスが潜んでいることがあるんです。
例えば、シュリーヤントラをご存知でしょうか?
インドの神聖幾何学「ヤントラ」の中でも有名な図柄ですが、
その中には内側と外側がバランスよく調和していて、
ある種の「黄金比的な魅力」を感じる部分があるんですよ。
黄金比は数式だけの話ではなく、「見た目の心地よさ」や
「自然との調和感」に繋がっているのだと思います。
あなたもマンダラを描いているとき、
「この形、なんかしっくりくるなあ」と感じたことはありませんか?
そのしっくりが、もしかしたら黄金比からくる調和の感覚かもしれませんね。
黄金比をどう使えばいいの?
さて、ここで「でも私はアーティストじゃないし、黄金比なんてどう使えばいいの?」という声が聞こえてきそうです。
大丈夫ですよ。難しく考えなくてもいいんです。
黄金比を使うコツは、まずは「意識すること」。
たとえば、マンダラを塗るときの配色や、点描で描く際の円の大きさのバランスなど、少しだけ意識してみると面白いですよ。
以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか?
– 小さなパーツと大きなパーツのサイズ比を「1:1.6」くらいにしてみる
– 外枠と内側の模様の大きさにこの比率を取り入れてみる
– 円や三角形を描く際、中心からの距離に黄金比を活用してみる
もちろん最初はピンとこないかもしれませんが、
「なんだか気持ちいい形」や「バランスが取れているな」と感じるとき、
それはきっと黄金比が自然と働いている証拠です。
あなたも自然のリズムを感じてみませんか?
黄金比とは、言い換えると「自然のリズム」でもあります。
私たちの体の中にも、そのリズムが流れているんですよ。
たとえば、
心臓の鼓動、呼吸のリズム、歩くテンポ…
これらもすべて、ある種の「バランス」によって保たれているんです。
マンダラを描くとき、自然と「無心」になれる感覚がありませんか?
それは、あなたの中の自然のリズムと、
マンダラの幾何学が共鳴している証かもしれません。
その共鳴が、心地よさや癒しをもたらしてくれているんですね。
最後にひとこと:完璧じゃなくてもいい
黄金比はたしかに「美しさの理想」ともいえますが、
私たちの創作活動において大切なのは「楽しむこと」だと私は思っています。
たとえ比率がずれていても、自分が心地よく感じられるかどうかが大切。
あなたの中にある感覚の黄金比を信じて、自由に描いてみてくださいね。
あなたの作品の中に、あなたらしい美しさが宿ると私は信じています。
ステキ美しいアート・ライフを~
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